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2004年11月23日 (火)

テキストライター?



 乳之書 テキストライターとシナリオライター

 なるほどなあ、と思う。

 しかし、一番可哀想なのは、微に入り細に入りなプロットを与えられ、しかもそれが全然面白くないテキスト屋ではないだろうか。そういったシナリオを仕上げて、シナリオライターとして名前が出るとしたら、それは恐怖以外の何物でもない。

 ピンで仕事のできない駆け出しのシナリオライターが、そうやって自分の名を浪費するとしたら、そこには哀愁が漂う……。

 さて。シナリオの地盤沈下が起きた理由だが、これはやはり粗製濫造があるだろう。数を出すためにはシナリオを揃えないとダメで、そのためにはシナリオライターが(形だけでも)必要となるので、結果的にレベルが下がるわけだ。

 思うに、昨今のライトノベル業界でもこれは同じだ。明らかに新人賞が多すぎて、デビュー確率は昔よりも上がっているように見える。小説全体で見ると昔ほどは売れないのだが、ライトノベルはまだましということだろうか?

 なんにせよ、シナリオや小説の質の低下は、業界が自分自身で首を締めていると言っていいだろう。技術の進歩により、初版、或いは初期出荷本数が少なくても採算が取れるようになったため、粗製濫造を繰り返し、運良く一発当たるのを狙う。

 ことは文筆業界に留まらず、音楽業界でも同様だし、さらに言うなら、どこもかしこもこの手のやり方が目に余る昨今である。

 アマチュアで創作活動をすることの利点の一つは、この悪癖にかかわらずに済むことだろうか? それでも碧はプロになりたい、と思ってしまうのだが……。

 #1日24時間、365日を創作に捧げた方がいいものが出来るに決まっている……ハズだ。


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